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ARIA The NextGeneration あとがき


 私が始めて「ARIA」を知ったのは、知人の運営するサイトの掲示板の書き込みでした。
「未来の世界で観光案内の仕事をしている女の子の話のアニメがあって……」確かそんな内容の書き込みだったような気がします。
 子供の頃よりロボットアニメばかり見て来て、戦隊物では戦隊ロボの登場シーンばかり見て来て、更にはそれらに関連した模型誌やら漫画やらばかり周りにあった、機械もの漬けのワタクシの世界。
 しかしそんな私もメカに塗れた生活には少し辟易していたらしく、二十一世紀に入ったくらいからブロッコリー系ののんびり癒し系のアニメを見て「ほわわん」としておりました。「ああ、子供の頃にこんなアニメがあったらなぁ」とそんな風に思いながら、ちっちゃな雪使いなどは毎週見ておりました。
 そんな時この「ARIA」という作品を知ったのです。
 掲示板にはご丁寧に放映日と放映時間も書き込まれていました。そして時計とカレンダーを見てみると
「あれ!? 今じゃん!?」
 そう、この書き込みを見ている今この瞬間に「ARIA」は放映されていたのです。
 私は急いでテレビの電源を入れチャンネルを捻り(古)ました。するとそこには
「ああ……コレは、私の求めていた世界……だ」
 争いも何も無い、ただゆっくりとたゆたう時間。その時の流れの中で、のんびりと暮らす少女たち。
 はい、すっかりハマってしまいましたよ(笑)
「ARIA」と言う作品は「余りにも展開がのんびりし過ぎていて、見ている途中でうたた寝してしまうのが正しい見方」だと良く言われますが、いやホントそうだと思います(私も一回くらい見ながら寝ちゃったことがあるような←あんまり覚えていない)
 と言う訳で毎週楽しみに見るようになったのですが、私が始めて見たのは第一期の三話だったので、初期の回は見ていなかったのですね。
 だから不思議に思っていたのですね「あの毎回ナレーションだけ登場する水橋かおりさんが演じている『アイ』という女の子は何者なのか?」と。
 その後、知人からのツテで、「ARIA」の初期放映のビデオを借りることができました。そして早速見てみると……
 ええ、ご察しの通り「萌殺」されました(苦笑)おおお、アイちゃんってこんなに愛くるしい女の子だったのか!? と。
「ARIA」の第一話に登場したアイちゃんは最初はツンツンしていますが、物語が進むに連れ徐々に灯里たちと打ち解けて本来の自分を取り戻していくのですが、最初の方のツンツンぶりも大変可愛らしく、すっかりこの娘のファンになってしまいました。
 そんなこんなもあり、最終回や二期などにちょこっと登場してくる彼女の姿を楽しみに「ARIA」を見ていたのですが、最後と言われた第三期の第一話には彼女は登場しませんでした。
「おやおや?」と思っていると、第三期の最終回――そう、全ての「ARIA」映像作品の最後、彼女はARIAカンパニーの新人水先案内人として最後に登場したのでした。
「ARIA」の始まりを告げた小さな女の子は、次の世代を担う者として「ARIA」の最後を締めくくりました。
 そしてそれを見たワタクシは、ぎゅっとゲンコを握りしめたのでした。
「こんな絵を魅せられてしまったら、アイちゃんのお話を作るしかないじゃないですか!?」
 と言う訳で、この時の想いを具現化したのがこの「NextGeneration」です。アイちゃんに対する愛(駄洒落?)をいっぱいに詰め込んでこの作品は出来上がりました。
 ただ、私のような人間に掴まってしまったアイちゃんは修行やら練習ばかりやらされてしまって、「ARIA」本編の灯里たちのように何処かへ遊びに行くと言った描写を全然書いてあげられなかったのが心残りですかね。

 とりあえずアイちゃんの旅は終わりました。読んで下さった皆さま、どうもありがとうございました。
 加筆修正はまだ行われていますので、次のステップに進む時が来たら、何らかのご報告をさせていただきたいと思います。家にあるWordはバージョンが古いんで、手直ししてもそれがすぐにネット上に反映できないのが心苦しいのですが。
 ちなみに恐いんで「ARIA The ORIGINATION パーフェクトガイドブック」は、買ったけどまだ読んでないっす(汗)


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