雲を突き抜ける四脚ロボ

【アリシア】「(゚Д゚ )……(画像をまじまじと見て)……またケッタイなロボが出てきたもんだわね?」
【りゅうが】「ええもう、こういう系統のメカデザインを見るとドキドキワクワクしちゃいますネ!(゚∀゚;)ハァハァ トップ画像はアオリで撮ってみて迫力満点にしてみましたヨ!(゚∀゚;)ハァハァ」
【アリシア】(……また好みのシロモノを手に入れて暴走してるのか)

【りゅうが】「今回ご紹介いたしますのは1973年放送のアニメ『ゼロテスター』に登場いたしますゼロロボットです」
【アリシア】「ゼロテスターって、三機の飛行メカが合体する大型戦闘機が主役のアニメでしょ? こんなロボが登場するんだ?」
【りゅうが】「はい、このゼロロボットの登場は結構遅くて、ゼロテスター第38話『ゼロロボット登場』というそのものズバリな回より登場します。ちなみに次の39話から番組タイトルが『ゼロテスター 地球を守れ!』に変更になりますので、ギリギリ『ゼロテスター』時代のマシン、ということになります」

【アリシア】「で、これ自体はなんなの? 随分と表面がボコボコだけど?」
【りゅうが】「うわーっいきなりそこからツッコミが入りますか(゚□゚;)!? いえ表面がボコボコなのはわたしが表面処理を怠っただけですので仕方ないのですが(涙)コレ自体は本館管理人の友人の方が運営してます宇宙科学同人誌研究所さんから販売されたガレージキットです。発売はワンダーフェスティバルが二回、ワールドホビーフェスティバルが一回、流通個数自体は30個ほどだそうです(2008年8月現在)」
【アリシア】「見た目通りにレアなのね」
【りゅうが】「そうですね、今回作ったコレも2008年2月の冬のワンフェス販売分での最後の一個でしたし。再販の予定は……どうなんですかね?(謎)」
【アリシア】「しっかし後ろから見てもまったく同じ形してるのね? コレの多脚版ってとこかしら?」

【りゅうが】「とりあえず三面図を撮ってみました」
【アリシア】「……これって意味あるの?」
【りゅうが】「……まぁ数少ない資料ですし(汗)唯一の資料画像がGKの完成写真って意外に多いんですよ、古典のメカとか(更汗)」
【アリシア】「というか前後が同じなのはまだ判るとしても、横から見ても同じような形してるってのはどういうことなのよ?(呆)」
【りゅうが】「えーと制作方法としましては(話を変える)特に複雑な事はしていません。フローチャートにしてみますと
バリを取る
↓
ドリルで接続部に穴を開ける
↓
アルミ線や真鋳線でとりあえずつなぐ
↓
一端バラして中性洗剤で洗う
↓
乾かす
↓
接着するパーツを瞬間接着剤で接着する
↓
缶スプレーでオレンジを塗る
↓
目とカバーを筆塗り
↓
組み立てる
↓
完成
です。こんなもんです。時間にして半日〜一日もあれば完成します。道具も材料もこのゼロロボットを会場で手に入れられる状況に適合している人なら容易に手に入るものばかりです。足首の接続の穴あけに使った1ミリ幅のドリルなんてダイソーで買いましたし」
【アリシア】「スゴイわね……下地にサフェーサーすら吹いてないってこと?」
【りゅうが】「そうですね、ヤスリがけも大きく目立つとこにほんのちょっとしかしてないです。でもですね『完成品といえば綺麗なもの。だから模型誌に掲載されているような美麗な作品が欲しい。でも自分じゃ作れないから作らない』という考えと『とりあえず完成品が欲しい』という考えを天秤にかけますと、わたしとしては後者が優先された、ということです」
【アリシア】「まぁ完成品も作らないでネット上で文句ばかりつけている脳内モデラーに比べれば、よっぽどマシ……ってとこか」
【りゅうが】「そういうことですね――でもつや消しトップコートくらいは吹いてもよかったかも=□○_ ちなみに今回カバーのグレーを調合する時に使った白塗料が思いっきり固まっていたのですけど、シンナーで溶かして使ってあります。もしかしたらそんな大雑把な臨機応変さが無いとGKの完成品なんてシロモノはシロウトの手では完成しないのかも知れません( ̄∇ ̄;)」

【りゅうが】「近くにいたそれっぽいひとたちと記念撮影をしてみました。ゼロロボット自体は11cm程です。身長設定がちょっと判らないので何分の一くらいかは不明」
【アリシア】「デスアーミーはMIAだとしても、大馬神ってこのサイズで出てたんだ?」
【りゅうが】「えーとですね、コレはその昔『箱吉』っていうUFOキャッチャー系の商品で「タツノコキャラメカロボシリーズ」として景品になっていたものですね。しかも彩色とクリアーが同率で入っているという極悪アソートでorz 他には組み替えでライター形態になるゴールドライタンやテッカマンのぺガス、ヤッターマンのヤッターワンがラインナップされていました」
【アリシア】「(組み替えて遊びつつ)へー、ちゃんと大巨神と大天馬にもなるのね――というか、この上の写真大馬神の組み方間違ってるわよ(本当は大巨神の両腕に大天馬の前足のシールドを付け直さないといけない)」
【りゅうが】「うわぁーん、言わなきゃバレナカッタノニーっ・゚・(つД`)・゚・……ちなみに(またしても話を変える)コトブキヤのワンコインシリーズのフロントミッション第二弾アソートの四脚型(シークレット)も一緒に並べようと思ったのですが、ブラックとグレーはあるのですがレッドカラーだけ持っていなかったので今回は見合わせです(残念)」
【アリシア】「さしものあんたん家の魔窟にも無いものは無いのね」
【りゅうが】「はい(ぐすん)ちなみにゼロロボットのカラーリングなのですが、わたしの記憶では全身真っ赤だったのですが、宇宙科学同人誌研究所さんの完成見本が黄色に近いオレンジだったので、二つの折衷ということで普通のオレンジ色に塗ってあります。ネットで調べると『ゼロロボットは赤いボディ』と書いている人もいるので、本当はどういう色だったのか良く判らないです。実際の映像を見る機会も今ではあんまり無いですし」
【アリシア】「というか1973年放送のアニメをなんでアンタが覚えているのよ?」
【りゅうが】「まぁそれは再放送とかされてますし( ̄∇ ̄)☆」
【アリシア】「……平成の世までは再放送されてないと思うけど( ̄△ ̄)」
☆
【りゅうが】「というわけで今回はゼロロボットの御紹介でした〜。昨今はあらゆるものが商品化されてしまって、ついこの間までだったら考えられないようなものが完成品やプラキットで手に入る時代になってしまいました。そんな中で『これは流石に商品化されないだろう』ってなアイテムを手に入れられるのが個人製作のガレージキットの醍醐味だと思います……というかそう言う部分でしか個人ディーラー(特にメカ系の方)は生き残れないのかも(苦)」
【アリシア】「(ゼロロボットの入っていたGKの箱の中を覗きつつ)……あれ? これあと二つガレキが入ってるじゃない? ドリル戦車と四角い輸送機が? 良く見れば箱にも『0テスター・テスター機(B)セット』って書いてあるじゃない? この他の二つは作らないの?」
【りゅうが】「……えーとぉ……それはぁ……タラタラ……と、とりあえず、みなさんきょうはこの辺でぇーっっっ ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛来週もこのチャンネルにチャージしよう!!!ぴゅーっ」
【アリシア】「また逃げやがった……まぁ今回は一個でもちゃんと作ったんだから良しとするわ。じゃあね」

2008/8/28