エル・フライレ島
エル・フライレ島、この名前を聞いてピンと来た方は相当なマニアですね(笑)。
皆さんは何かの資料で海に浮かぶコンクリート製の八角形をした戦艦みたいな物を見た事がありませんか?
フィリピンの要衛マニラ港の入り口にはコレヒドール島と言う天然の要塞がありますが、このコレヒドール島の隣に小さい島が一つあります。これがエル・フライレ島です。
この小さい島を港の防御上の要にしようと鉄骨を組みコンクリートで周りを固めて成形し戦艦の様に砲塔を背負い式に搭載、更に艦橋のような司令塔を立てたのがこの、エル・フライレ島、つまりマニラ湾口防塞島「フォート・ドラム」なのです。そう、あれは艦艇では無くれっきとした「島」なのです(!!)。
まさに絶対不沈の無敵要塞、36cm砲連装砲塔2基、15cm砲4門を備え、コンクリートの部分にいくら砲弾が当たったとしても沈む事はありません(島なんだからあたりまえですが)。
が、よーく考えて見れば土台は無敵でも主砲は36cm砲なんですから、普通そのレベルの装甲防御しかありませんので早い話が40cm砲級以上の戦艦が砲塔を狙って攻撃すれば良いんですね。
しかし当時の日本海軍、もしマニラ湾に進行する事があったとしてもはたしてこんなもん潰すのにちゃんと「大和」とか繰り出すのでしょうか?
そう言えばこのフォート・ドラム、後から攻撃された場合どうするつもりだったんだろう???