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龍焔の機械神用語辞典 あ行


≪あ≫

【アイオワ】 初出十三話
 枢機軍の大型戦艦「アイオワ級戦艦」の一番艦。同型艦は六隻。
 四十一センチ砲九門の重装備に、最高速力三十三ノットを誇る、枢機海軍の中核を担う主力戦艦である。
 布哇島争奪戦となった南大海海戦において、帝国海軍の加賀と赤城を大破せしめたのは、高速力を誇るこのアイオワ級である。



【アーチャーフィッシュ】 初出二話
 ユナイテッドステーツ級二番艦に大量の魔導器を積んだ大型魔導兵器。通称呪装艦。
 ヴァッシュガーランドが帝国府近海で試験運用を行なっている途中、海上を進む帝国海軍の未成の大型空母(信濃)を発見、そのまま戦闘に入る。
 信濃本体から分離した天龍型機械神と互角以上の戦いを繰り広げたが、救援に駆けつけたアリシアの「黒き雷光」の放った劫火砲により倒される。



【アーリマン】Angra Mainu [1]
 中央大陸南部地域に存在する拝火教の教義によれば、アーリマンは悪魔を束ねる悪神の長であったとされる。
 その名は「アンラ・マンユ」とも言われ(こちらを正式名称とする場合もある)「敵対者」「魔の中の魔」という意味であると言われる。
 絶対的な悪の象徴であり、「悪の創造主」でもあるとされている。



【アーリマン】Angra Mainu [2] 初出十四話
 機械神四號機 金牛宮の黄道機「アーリマン」
 基地形態に変形する能力を有する機械神。
 背部に折りたたみ式の複線軌道を装備、基地形態時にはそれが本体外周に展開し、対空砲車両等が常駐する。
 軌道部は複線である為に、ドーラ砲の運用も可能である。
 比較的早くから実用化されたこの機体は、通常は陸軍の移動基地として使用されている。
 本来の恒久的な基地施設が完成するまでの、一時的にな前線基地として使用されるのが基本である。
「リヴァイアサン」がまず現場に向かい、その大規模土木作業装備で基地設置予定地を整地し、その後に「アーリマン」が派遣されると言うパターンが多いようである。二機一組で派遣される場合も多い。
 両腕部はロケット型のスーパーソニックトランスポーターとして機能し、本体より打ち出され、飛装兵を積んだ高速迎撃輸送機として機能する。
 守護精霊は土。



【赤城】[1]
 龍樹帝国海軍八八艦隊艦六番艦。
 天城級巡洋戦艦二番艦。



【赤城】[2]
 南大海中央部に浮かぶ布哇島争奪を機にした南大海海戦において大破した「巡洋戦艦赤城」を母体として改装された大型空母である。
 元々全備重量が一〇〇トンを超える飛装兵を常備運用する空母を建造するにあたって、戦艦クラスの艦体構造を有する頑強な艦を目指していた帝国軍は、この大破した巡洋戦艦を重空母の試作艦として改造転用する事に決定した。
 一から新機軸の艦を作る前に、まず既存艦の改造によって運用データを取る事にしたのだった。
 主要な改造の要目として収容力の向上に伴う艦の大型化を一番の目標とされ、艦首両サイドにドック型揚陸艦を繋ぎ合わせ三胴構造とされる事になった。
 この上に格納庫と巨大な装甲飛行甲板を載せる事になり、劫火砲もこのドック型揚陸艦の間の中空のスペースに搭載される事となった。
 これにより搭載力の向上と機導駆逐艦の搭載能力の付加と劫火砲の搭載スペースの確保と言う全てが解決した事になる。
 また、艦橋は艦載機の運用を考慮して左舷中央部に取り付けられているが、以後の艦で同様に左舷配置としたものが殆ど無いので、その真価の程は不明である。
 今現在赤城は第一機動艦隊に所属し、機動部隊の旗艦として活躍中である。

 重航空母艦赤城 要目
 全長320.20m
 基準排水量136500t
 最大速力 31ノット
 武装 40cm連装砲塔×4 28cm単装砲塔×6 15cm単装高射砲塔×6 長10cm連装高射砲塔×10 25m連装機銃×20 乙型劫火砲×1
 搭載機 飛装兵×45(通常型航空機の場合×91)
 搭載艦 機動駆逐艦×2



【明石】 初出一話?
 龍樹帝国海軍主力工作艦。
 非常に高い修理能力を持つ。

 明石級工作艦 要目
 水線長  158.5m
 排水量  9000t
 最大幅  20.5m
 機関出力 10000馬力
 最高速力 19.2ノット
 武装   10cm連装高射砲塔×2



【アクイラ】
 ローラ共和国の航空母艦。



【アスタロト】Astaroth [1]
 地獄の四大公爵の一人であり、恐怖公などと呼ばれる。
 享楽的な性格で、ひとを怠惰に誘うとされている。
 元は女神であると言われ、当時の強国に敵対視された、王国の守護神アスタルテが起源とされる。
 彼女は白真珠の神妃であり古代神話の地母神として、豊饒の女神であった。
 同じく伝承に残る「イシュタル」「アフロディーテ」も、元来は同一の女神と考えられている。
 地獄の魔王の一人であるが、例外的に美しい天使の姿で表される。



【アスタロト】Astaroth [2] 初出プロローグ
 機械神一號機 宝瓶宮の黄道機「アスタロト」
 一番最初に作られた機械神。
 これより建造される同系機の為の試作機としての色合いが濃く、数多くの試作機械の搭載スペースの確保の為、機体強度が若干弱い。
 今現在は、呪導機としての改造が行なわれ、魔導教会の長(ミレイヌ レカキス)の専用機として使われている。
 守護精霊は水。



【アズラエル】Azrael 初出十二話
 魔導教会教皇、ミレイヌ・レカキスの専用龍機兵。
 リュウナに与えられたイスラフェルと対になる神機級の大型呪導機。
「Azrael」自体は元々は死の天使の名。



【愛宕】
 龍樹帝国海軍八八艦隊艦八番艦。
 天城級巡洋戦艦四番艦。



【悪口雑言】あっこうぞうごん
 きたなくののしること。罵詈(ばり)雑言。



【アナクロニズム】anachronism(英)
 その時代の一般的な流れに逆行していること。時代錯誤。



【アニス・ロワル】 初出一話
 龍樹帝国海軍第八機動艦隊旗艦、重機導要塞航空母艦信濃看護士。
 背の高いエルフの看護士。まったく同じ配属に双子の妹がいる。
【性格】お喋り好き。隙があれば妹といつもお喋りしている。
【体格】身長174cm 体重58kg B87 W59 H87
【種族】エルフ



【アニタ・ロワル】 初出一話
 龍樹帝国海軍第八機動艦隊旗艦、重機導要塞航空母艦信濃看護士。
 アニスの双子の妹。この二人は姉妹と言うよりは友達同士のような付き合いをしているようだが、アニタの方はアニスの事をちゃんとお姉ちゃんと呼んでいるようだ。
【性格】聞き上手。姉のお喋りを何時も隣りで聞いている。
【体格】身長174cm 体重58kg B87 W59 H87
【種族】エルフ



【アポカリプス】apocalypse
 天啓。黙示。黙示録。
 はっきりと言わず、暗黙のうちに意志や考えを示すこと。



【アムドゥシアス】Amdusias [1]
 99の軍団を持つ、偉大にして強き地獄の大公。
 術者の望むままに森の木々を傾け、曲げる。
 これは、敵に木に関する災いをもたらすこととされる。森や山での災害や、家屋の崩壊等。
 また、あらゆる管楽器を自由に奏で、中でもフルートを得意とする。
 地上に来る時は白い一角獣の姿で現れるが、望めば人の姿になる。
 最も恐れるべき魔王の一人。



【アムドゥシアス】Amdusias [2] 初出一話
 機械神十弐號機 麿羯宮の黄道機「アムドゥシアス」
 十二機の封印機の指揮駆逐機の二号機。主任操士は雷帝アリシアラウリ。
 正式名称は「The DarkThunder 黒き雷光(くろきらいこう」という。
 基本的に十一号機と同型であり、常識外れの強さを見せるのも同じなら、動かすのに多大なる技量を有するのも同じである。形状的に違うのは頭部ぐらいであり、特徴的な巨大な二本角は、魔法使いであるアリシアの為に装備された魔力増幅用の増加補器である。
 魔法使いのアリシアが主任操士となっている理由なのだが、操士として最高の技量を見せるガルアは既に十一号機を与えられており、また副長もリュウガの補佐に就くことが最初から予定されていたため、必然的に彼女が乗ることとなった。既に建造当初から彼女の専用機として造られていたようだ。ちなみに操士としての能力はアリシアとリュウガはほぼ同じくらいである。
 守護精霊は雷。



【アルビオン連邦国】federal nation state Albion
 南バーラト大陸にある強国。
 人間世界において唯一の、原子炉や制御電脳の製造施設や、人間世界における魔法使いを束ねる組織「魔法管理委員会」も此処にある。その為アルビオン連邦国は枢機軍のリーダー的立場を振る舞う様になるが、他国はあまり良いようには思っていないようだ。



【アリサ・ムラサメ】 初出最終話
 リュウガとレイの間に生まれた双子の姉。
 アリシアとウォルテの誕生日に生まれた為、二人の名前をもじってリュウガが名付けた。
 二つに分けたおさげの髪型をしており、右側のおさげを赤いリボンで縛っている。
 彼女が、フーガ→ミレイヌ→アリシア→リュウナと続いた魔笛の継承者の最後の一人となった。
 彼女の持論として「ウリアに対して絶対にお姉ちゃんぶらない」と言うのがある。
【性格】母譲りののんびりおっとりな性格だが、アリシアのクールな面も受け継いでいる様である。
【体格】身長70cm スリーザイズは不明
【種族】ホビット



【アリシア・ラウリ】 初出一話
 龍樹帝国海軍第二艦隊旗艦、重機導戦艦武蔵艦長。階級大佐。
 龍樹帝国皇帝直轄の戦闘集団「黒龍師団」に所属。
 他人との接触を極力避ける女の子。
 嫌な女、意地悪な女と自分を広言してはばからないが、根が素直な為、嫌な奴にはなりきれていない。
 彼女が帝国軍に入隊した理由は、全ての人間を殺してでも「血抜き」を止めさせる為であるが、その事を知る者はリュウガしかいない。
 世界最高位の魔法使い。
 彼女を上回る魔法使いはもはや魔導教会の長しかいないが、実力的には彼女の方が上である。
 事実上最強の魔法使い。勿論龍魔導士の称号を持つ。
 雷撃呪文を得意とし「雷帝」の仇名を持つ。
「長」より代々魔導教会の頂点に立つ者に守り伝えられてきた伝説の魔導器「魔笛」を渡されている。
【性格】基本的に無口ではあるが、必要な時には喋る。嫌な奴を演じて人との接触を避けようとしている。根は素直な女の子。
【体格】身長170cm 体重55kg B83 W58 H86
【種族】ホビット



【アルバコア】 初出二十七話
 ユナイテッドステーツ級参番艦。メスメルカーツが騎乗する、呪装艦の二号機である。
 基本的にはヴァッシュのアーチャーフィッシュと同じ仕様だが、魔導器等が強化されている模様。



【アレイヴァーグ】 初出二十二話
 枢機軍の新型機動駆逐艦。
 大破擱坐した龍樹帝国軍の龍波級機動駆逐艦を徹底的に調べ上げて造られた。
 大型戦艦級の40cm砲を備えた中央部胴体の左右に、格闘腕と水素ジェットモーターを備えた副胴を付けた三胴構造となっている。
 中央部胴体は回転式になっており、射撃戦から白兵戦へと即座に艦体を変形させる事が可能である。
 龍樹帝国首都攻撃時に始めてその姿を現し、帝国府とその周辺地域を壊滅状態に追い込む立役者の一つになった。



【アンチテーゼ】Antithese(独)
 @否定的主張。ある理論、主張を否定するために提出される反対の理論、主張。

 A哲学用語。ヘーゲルの弁証法で、出発点である定立が発展の過程で否定され、全く新しい段階として現れた状態。また、定立の命題を否定する命題。反措定。反対命題。反立。



≪い≫

【異口同音】いくどうおん
 みんなが口をそろえて同じように言うこと。多くの人の意見が一致すること。



【イスラフェル】Israfel 初出四話
 リュウナに与えられた魔導教会の守護龍機兵。
 リュウナは殆ど魔導教会にはいないのだが、彼女ぐらいの力がなければ本機は動かせないので、彼女の専用呪導機として与えられた。
 リュウナの前は、彼女の養父であるデューグ・フリーデンが操士を努めていた。
 子供の頃のリュウガとレイは、魔導教会主塔前の広場に何時も立っているこの機体の周りで、良く遊んでいた様である。
「Israfel」とは元々最後の審判の天使の名。



【イチシロ・アリスガワ】 初出十一話
「フェイク・ラグナレウ」と「擬似龍焔炉」の運用実験を行なっていた地下秘密要塞の指令。
 魔導士を奇術師扱いする部分もあるが、枢機軍を支える有能な軍人の一人である。
 最後は自ら「レッドフィッシュ」に乗って帝国軍との戦いに望んだが、偶発的に起動した「ウォータードラゴン」に敗れる。
【性格】基本的に真面目。指揮官としても有能な人物である。
【体格】身長不明 体重不明
【種族】人間



【一號戦車】
 ワーマイル公国が一番最初に製造し、実戦配備した戦車。
 と言っても、歩兵の長重武器の打撃に絶えられるだけの装甲と、電磁軌道式機関砲二門と言う主兵装は、戦車と呼ぶには少し語弊があるかも知れない。
 主力戦車の座から退いて随分と久しいが、普通の歩兵では扱う事の出来ない機関砲の移動銃座として、結構多くの戦地で今でも見かけることが出来る。
 龍樹帝国やローラ共和国でもライセンス生産されている。



【一號指揮戦車】
 二人乗りの一號戦車では、戦車隊を指揮しての電撃作戦を行なうにはかなりの無理があると言う事で、一號戦車の砲塔部を取り外し、大型のキューポラを取り付け、三人乗りとしたもの。
 この車両がなかった頃は、キューベルワーゲン等の軽装甲車両が指揮を取っていたようだ。



【一式陸上攻撃機】
 龍樹帝国海軍の開発した陸上攻撃機。
 陸上から発進する事により、艦載機よりもより高い攻撃力を発揮できると言う考えの元で製造されたが、如何せん大型の機体では小回りが効かないので、早々に対艦攻撃任務からは外された。
 しかし性能自体は高かったので、空軍、陸軍にも配備され、様々な派生機が生まれた。有名な物としては本体に七五ミリ砲を積んだ大型爆撃機用迎撃機型の「KI一〇七」型がある。



【犬も歩けば棒にあたる】[1]
 元は、犬も出歩くから理由なく棒でぶたれるのだと言うことから、積極的に物事をすると災難にあることも多いと言う意味だった。今では、出歩いていれば、思いがけない幸運にあうと言う意味でも使われる。



【犬も歩けば棒にあたる】[2]
 オーガ族の者が、敷居等をくぐりそこなって頭をぶつけている状態。



【イリア】 初出十八話
 龍樹帝国海軍第八機動艦隊旗艦、重機導要塞航空母艦信濃給仕長。
 信濃乗員のみんなにご飯を作ってくれるひとがこの方。
【性格】不明
【体格】不明
【種族】エルフ



【イリジスティブル】 初出二十一話
 ハバクク級要塞艦四番艦
 B−70ヴァルキュリアの搭載艦として改造。
 B−70の他、直衛機のSR−71ブラックバードも搭載。



【インヴィンシブル】 初出二十七話
 ハバクク級要塞艦二番艦。
 二つの要塞艦を上下に重ねたような形状をしている。上段の上には、更に、二対の巨大な棒状のモジュールが並べられている。
 上段部に龍焔炉の制御装置及び従神器とラグナレク、下段部に龍焔炉本体と巨体を飛ばす浮揚器が搭載されているらしい。



【淫蕩】いんとう
 酒色におぼれて、生活が乱れること。



【インフェルノゲート】 初出二十三話
「ZERO」の操舞倉内に設置された、龍焔炉の制御装置。
 金属で出来た一対の翼の様な形をしており「焔珠」をその身に宿した者の背に接続される。
 接続とは言っても、何か端子のような物を直接背に突き刺すといった痛々しいものでは無く、光交信等で背の中に入った「焔珠」と光学的に接続するものらしい。



≪う≫

【ヴァッシュ・ガーランド】 初出二話
 枢機軍の魔法剣士。
 恐るべき実力を秘めた剣士であり、あの紅蓮の死神の異名を取るリュウガとも互角以上に闘う戦士である。
 武器としては、自分の身長を大きく超えるグレートソードを愛用する。
 また魔法使いとしての力も相当なものを持っており、並みの魔導士を数人的に回しても遅れる事はないようである。
 更に操士としても高い力を発揮し、枢機軍の数多くの超兵器を与えられている。
 身体の大部分が既に生身の身体では無いらしい。
【性格】残忍だが、潔い
【体格】身長182cm 体重107kg
【種族】人間



【ヴァルヴァトス】 barbatos [1]
 28の軍団を従える、偉大な地獄の侯爵。
 過去と未来の全てを知っている。
 人に鳥や犬の鳴き声を理解する力を与え、特に鳥に付いては、全ての秘密を知るという。
 太陽が射手座に位置する時、そろぞれの軍団を連れた四人の高貴な王と共に現れる。
 当時の悪魔学者の著した地獄の辞典によれば、射手か狩人の姿で現われるという。
 地獄の魔王の一人。



【ヴァルヴァトス】 barbatos [2] 初出十四話
 機械神参號機 白羊宮の黄道機「ヴァルヴァトス」
 背部に大型の推進装置を背負った機械神。
「リヴァイアサン」にて一応基本機構が完成した機体を、更に両腕の機構も含め最終的に仕上げた機体。
 この機体が、これ以降の機械神の基本形となった感があり、背部の大型推進器を外した本体は非常にシンプルである。胴体部の副腕も、これ以降に建造された機械神の標準装備となった。
 背部推進装置自体は分離し、本体を乗せ、サポートフライトユニットとして行動することが可能である。更に人型へも変形可能である。
 主兵装として、全長120m口径80cmを誇る長大な電磁軌道砲「パリガン」を装備。未使用時は砲身と本体に分割し、肩部後方に収納する。
 サポートユニットに搭乗し、高高度から「パリガン」による敵機の長距離狙撃を基本戦法にする。
 守護精霊は風。



【ヴァンガード】 初出十八話
 アーチャーフィッシュを失ったヴァッシュに与えられた、二番目の重機動戦艦。
 枢機軍は、これから起こる破壊神復活に連動した龍樹帝国との全面衝突に備えて「ユナイテッドステーツ級重機動戦艦」を主力決戦兵器として量産配備を進めているが、この「ヴァンガード」はそのユナイッテドステーツとの主力機選定に敗れた機導戦艦であった。
 基本性能自体はヴァンガードの方が大きく上回っているとされていたが、量産性の高さからユナイテッドステーツが主力機と決定された。
 だが、その主力機選定は多分に政治的思惑があったようである(旧日本海軍の利根級と伊吹級の様なものと考えていただきたい)
 ヴァッシュの乗る艦は、設計した技術者や魔導士達が何とか建造予算を捻出させ、ようやく建造までこぎ着けた試作一号艦である。
 火器兵装にまでは充分な予算が下りなかったようで、機動空母に改装された際に下ろされたカレージャスUとグローリアスUの主推進器と一体化した主砲装備を、そのまま主兵装として取り付けている。
 しかしヴァンガードの特筆すべきは、龍焔炉の搭載である。
 これは終末大戦時に破壊神と戦った「巨神パラフレイズ」が搭載していた物を装備したものである。
 しかし初期段階ではこの龍焔炉を動かすには余りにも巨大な制御装置が必要であり「要塞艦ハバクク」を丸ごと改造した制御装置によってこのヴァンガードの龍焔炉は動かされていた。
 龍樹帝国の誇る悪夢の戦闘兵器「黒き龍焔」と互角の戦いが出来る数少ない機体。



【ヴィヴィッド】vivid(英)
 鮮やかな、生き生きとした、はっきりした、躍動的な、と言う意味。



【ヴェルヴェット】 未登場
 龍樹帝国海軍第八機動艦隊旗艦、重機導要塞航空母艦信濃専属軍医。
 小さい頃から極度の遠視だったらしく、近くの物を見る為に、ディフュームとしては珍しく眼鏡を愛用している。
 軍服の上着を脱いだ上に白衣と言うのが基本スタイル。
【性格】不明
【体格】不明
【種族】エルフ



【ヴェルフェゴール】belphegor [1]
 怠惰を司る地獄の子爵。
 疫病を撒き散らす事で知られ、大河の辺に造られた王国に現れた際には、付近の住民が2万4千人も死んだとされている。
 本当の意味での幸せな結婚が存在しているのかどうかを確かめる為に、地獄から地上にやって来る事があるが、彼の話では一度も見た事が無いと言う。
 地獄の魔王の一人。



【ヴェルフェゴール】belphegor [2] 初出十四話
 機械神伍號機 双子宮の黄道機「ヴェルフェゴール」
 頭部を含む胸部、太腿を含む腰部、右腕、左腕、右脚、左脚の部位、全六機に分離出来るように設計された機体。
 非常に多角的な作戦行動を取る事が可能ではあるが、構造上、機体強度が弱めになってしまった為、これ以降の機体にはこのシステムの導入は見送られた。
 その為、伍號機以降の機体はリヴァイアサンに装備された脚部推進器部への機動駆逐艦搭載スペースを設けている。
 守護精霊は雷。



【ウォータードラゴン】[1]
 水の精霊の王「青流」の別名。
 他の三つの精霊神にも別名が有るかどうかは不明。



【ウォータードラゴン】[2] 初出十三話
 大型空母青流が単体で変形した機械神。



【ウォールラス】 初出十五話
 帝国海軍主力水機兵。



【ウォルテ】[1] 初出四話
 子供の頃のリュウガとレイが、魔導教会の水の塔の池の中から助けた少女。常に髪がしっとりと濡れている不思議な少女。
 その正体は水の精霊の王「青流」の娘である「水の精霊姫ウォルテ」であった。
 だが、リュウガもレイもそれを特別なこととは考えず、彼女のことをごく普通の幼友達の一人と思っている。
 リュウガが何時も大切に持っている「水の衣」は勿論彼女があげたもの。
【性格】神々しさの欠片も無い普通の女の子。でも、他の者の前ではちゃんと精霊姫っぽく振る舞うようである。
【体格】不明
【種族】精霊



【ウォルテ】[2] 最終話
 リュウガとレイと共に過ごしていた先代のウォルテの消滅の後に、新たに青流が創りあげた次の世代のウォルテ。
 先代と同じ様に空間の歪みに掴まってしまっていたところを、アリサとウリアに助けられ、一緒に海まで送ってもらうことになる。
 死灰の無くなった水の中で何故彼女が歪みに掴まってしまったのかは不明であるが、また新たなウォルテが生まれる度に、彼女は空間の歪みに掴まってしまうのだろう。
 そしてその側には、ムラサメの血を引いた優しき者が必ず居て、彼女の事を何時でも助けてくれる事だろう。
【性格】先代とほぼ同じと思われる。
【体格】不明
【種族】精霊



【ウリア・ムラサメ】 初出最終話
 リュウガとレイの間に生まれた双子の姉。
 アリシアとウォルテの誕生日に生まれた為、二人の名前をもじってリュウガが名付けた。
 姉のアリサに魔笛が渡された様に、彼女には水の衣が渡された。
 二つに分けたおさげの髪型は姉と同じだが、ウリアは左のおさげに水の衣をリボンの代わりに捲いている。
 アリサが絶対に姉ぶらないのに対し、彼女は必ずアリサの事を「おねえちゃん」と呼んでいる。
 龍焔の機械神は第三十七話で終了したが、今後まだ物語が続いていくのであれば、この双子の姉妹は重要なキャラクターになっていく事になる。
【性格】母譲りののんびりおっとりさん。彼女はウォルテの性格も受け継いでいる筈だが、リュウガもウォルテも性格は余り変わらないので、見た目は判らないであろう。
【体格】身長70cm スリーザイズは不明
【種族】ホビット



≪え≫

【エクス・キャリヴァー】第三十一話 第三十二話
「雷神剣」と呼ばれる、ライトニング・エッジ系の最強の雷刃の呪文。
 戦艦の主装甲すらも一刀の下に切断する程の切れ味を見せる。
 これは勿論単体で使う事も可能だが、剣などに纏わりつかせて使う事も可能である。
 ちなみに、これを使用するには凄まじいまでの魔力と雷術の扱いに長けた力が必要な為、こんなモノを二刀流で使える者は、世界広しと言えども雷帝アリシアラウリ只一人である。



【エピゴーネン】Epigonen(独)
 先行する顕著な思想や文学、芸術などの追随をし、まねをしているだけの人。独創性のない模倣者、追随者を軽蔑していう語。亜流。



【エリナ】 初出十三話
 リュウナ達に助けられたフェアリィの一人。
 彼女とシルフィの他は、どう言う名前であったかは、不明である。
【性格】不明
【体格】不明
【種族】フェアリィ



【エルフ】
 ディフュームを構成する三種族の中の一つ。
 三種族の中では一番数が多い。ディフューム全体の六割を占める。
 外見的な特徴として、横に尖った形状の耳を持つ。他はほぼ人間と同じ容姿である。
 他の二種族に比べて感覚器官に優れ、特に視覚と聴覚に特殊な能力を有する。
 眼球部の視覚感覚器官には、まったく光源の無い場所で相手の発する微妙な熱量を見る事が出来る能力(俗にインフラビジョンと呼ばれる)が備わっており、またその尖った耳からはコウモリ種などと同じ様な超音波を発することが可能であり、相手との距離を測る事が可能である。
 この二つの能力によりエルフ族の者は、真っ暗闇でもほぼ自由に行動する事が可能である。



【エレファントタンクトランスポーター】
 ワーマイル公国の主力戦車回収車両。
 牽引したトレーラー部には一〇〇トンまでの車両の積載が可能である。だが、基本重量が一二〇トンを超える龍機兵の積載は無理のようである。
 龍樹帝国やローラ共和国でもライセンス生産されている。



【演技メソッド】method(英)
 メソッド(method)とは「方法、方式」の意。つまり演技方法。
 マリリン・モンローが演技メソッドの研究に熱心だったことは有名であり、淫蕩な女性を演じるにあたり鏡の前で試行錯誤した結果、ハイヒールの踵を片方だけ低くして歩く方法を考え出した。こうする事により自然な動きでヒップを揺らしながら歩くことが可能である。これが「モンローウォーク」と呼ばれるあの歩き方である。



【エングレイブ・オブ・ザ・フレイム】(Engrave of Tha Flame)
 「火の刻印」と言われる火系最強の攻撃呪文。
 強大な熱量を秘めた火で形作られた龍を手の平から発生させ、攻撃対象に叩き付けると言う、呪文自体は至極シンプルではあるが、それだけに発動させるには術者の力の差も左右してくる、超高位呪文である。
 元々火の呪文と言うのは、基本となる精霊が存在しないため、その分使用するには術者にも相当な力量を必要とされる。
 例えば雷の呪文ならば、雷精の力を基本とし、そこから力を引き出せば、あまり苦労せずとも雷撃呪文を放つ事が可能であるが、火の呪文の場合直接的に関係している精霊がいないため、例えば燃やす為の直接的な触媒そして土を必要としたり、着火のために雷の力を必要としたりと何かと大変なのである。
 幾ら最強の火の攻撃呪文と言え、こんな発動に手間のかかる魔法を自分の得意魔法にしてしまえているのは、世界広しと言えどもリュウナぐらいである。
 流石「火龍使い」と言われる所以である。
 さしものアリシアもこの呪文だけは手に余すらしい。



【焔珠】 初出十七話
 リュウガとリュウナの姉妹の背中に入っている「龍の焔」の力を制御出来る宝珠の事。
 肩甲骨の辺りが変化したらしいのだが、詳しくは不明。



【エンド・オブ・ワールド】第三十話
「世界の終わり」と呼ばれる、雷系最強の攻撃呪文である。
 自分の身体の中にある雷系の魔力の全てを長大な砲の形に凝縮し、それを電磁軌道砲と同様の加速過程を踏んで撃ち放つと言う、想像を絶する破壊力を示す攻撃魔法であり「世界の終わり」に恥じない、強力な呪文である。
 通常でも戦艦を一撃で破壊するだけの力があるが、アリシアがウォルテの持つ雷精の力を借りて撃ち放った時は、通常の十倍近い破壊力を見せ、魔法管理委員会を守っていた絶対結界を見事に打ち破った。
 この時見せた破壊力は甲型劫火砲とほぼ同等であったと思われる。



≪お≫

【オーガ】
 ディフュームを構成する三種族の中の一つ。
 三種族を構成する中では数は中間。ディフューム全体の三割を占める。
 外見的な特徴として、犬のような顔、毛の生えた大き目の手足、腰から生える尻尾等があり、ディフュームの中では一番人間からかけ離れた容姿をしている。また、肌の色も俗に肌色(黄色人種系の色)をしている者もまったくと言っていいほどいない。
 基本的に大柄な種族であり、男女とも平均身長はかなり高い。
 大体男子が180cm前後、女子が170cm前後となっている。
 他の二種族に比べ体力的に優れ、良く訓練を積んだ者ならば、巨大な岩すらも砕いてしまう。



【近江】
 龍樹帝国海軍八八艦隊艦十二番艦。
 紀伊級戦艦四番艦。



【オーディシャス】 初出十五話
 ハバクク級三番艦。枢機軍海軍南部方面艦隊旗艦。
 血抜きの移動拠点として改造。活動中は四隻のソビエツキーソユーズ級機動戦艦と艦隊を構成していた。
 後、帝国軍に奪取される。



【尾張】
 龍樹帝国海軍八八艦隊艦十番艦。
 紀伊級戦艦二番艦。



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